「タ―イユ(田魚)」採り
2024年01月14日
6、432- ◎ 「タ―イユ(田魚)」採り
沖縄語で鮒(ふな)のことを「タ―イユ」と言います。
私が子どもだった頃、家族の誰かが風邪熱で寝込むと、早速、兄弟揃って近くのカンジャーラマタに「タ―イユ」を採りに出かけました。
タ―イユ(鮒)が風邪熱の特効薬だったからです。
カンジャーラマタには小さな田んぼが並んでいて、田圃の横を小さな水路が走っていました。
水路に到着すると、まず水路をせき止めて長さ数メートルの池を作ります。
その小さな池の水を兄弟みんなでバケツでくも出して池底の鮒(ふな)を採りました。
バケツは食用油のブリキの一斗缶で自分たちで作ったバケツです。
「タ―イユ」とニガ菜を煎じた味噌汁を飲ますと、病人の熱は、翌日には下がりました。
沖縄語で鮒(ふな)のことを「タ―イユ」と言います。
私が子どもだった頃、家族の誰かが風邪熱で寝込むと、早速、兄弟揃って近くのカンジャーラマタに「タ―イユ」を採りに出かけました。
タ―イユ(鮒)が風邪熱の特効薬だったからです。
カンジャーラマタには小さな田んぼが並んでいて、田圃の横を小さな水路が走っていました。
水路に到着すると、まず水路をせき止めて長さ数メートルの池を作ります。
その小さな池の水を兄弟みんなでバケツでくも出して池底の鮒(ふな)を採りました。
バケツは食用油のブリキの一斗缶で自分たちで作ったバケツです。
「タ―イユ」とニガ菜を煎じた味噌汁を飲ますと、病人の熱は、翌日には下がりました。
Posted by 具志堅興清 at 16:54
│家族ばなし(思い出話全般)